MJQのジャズを聴いてみませんか

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ミディアムテンポくらいの、スローに近いジャズの中で、幾つも好きな曲がある。

このジャンルは、演奏中に奏者同志の掛け合いがあったり、グルーヴしたり…

演奏におけるある種の自由さに、奥の深さを感じる。

今日の気分は、明るくてしかし落ち着いた楽しい演奏をしてくれる、

モダンジャズカルテット。通称MJQ。

大好きなジャズギタリストのケニー・バレルやピアニストのカウント・ベーシー、セロニアス・

モンクなどなど、いろいろ素晴らしいジャズミュージシャンはいるけれどMJQのミュージシャン達も

なかなか良い。

ミルト・ジャクソン、 ジョン・ルイス、 パーシー・ヒース、 コニー・ケイ、 ケニー・クラーク

この豪華な顔ぶれだけでも、ファンにはたまらないところだ。

「朝日のようにさわやかに」から始まるアルバムを聴いているが、敢えて、「ジャンゴ」などではなく

「ニューヨークの秋」を取り上げたい。

ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンがメロディを奏でる。

パーシー・ヒースのベースが柔らかく音を刻む。

ケニー・クラークが静かにドラムをたたく。

そしてたっぷりした音でジョン・ルイスがピアノを弾く。

いいアレンジだ。

短めのヴァージョンだが、充実している。

「朝日のようにさわやかに」のアップテンポなノリも、「オール・オブ・ユー」のメローな気分もみな

聴きごたえ十分だ。ぜひ聴いてみてほしいと思う。

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