2014年7月29日
Dazzling Blue
今年は蝉の声が余り聞かれない。
場所によるのかもしれないが、自宅周辺も含め、去年よりも蝉の声が少ないように感じる。
良く、蝉の当たり年、などということを聞くので、今年は当たりでは無かったのだろう。
これから鳴いてくれるであろうことを期待したい。
蝉が余り鳴かずとも、暑さには変わりない。
照り返すアスファルトからは、かなりの放熱があるそうだ。
そんな中、夜の暑さも結構なもので、なかなか気温が下がらないことがある。
いわゆる、熱帯夜である。
どのみち眠れないからと、開き直って、本を読んでみたり、音楽を聴いてみたりする。
音楽は、手元で操作出来るのと、自分だけで聴けるので、携帯に落とした音楽を聴く
ことが多い。クラシックもかなりあるが、洋楽や邦楽などをリストアップして、好きな
音楽を聴きながら、暑いなあ、と思っているうち、眠ってしまうこともある。
眠れない時に、鍵盤音楽などを聴いてしまうと、音を追ってしまい、余計目がさえるので
要注意だ。
余りリズムのきつくない、心地よい音楽が良い。
例えば、ポール・サイモンの、ダズリング・ブルー。
やや遅めのミディアムテンポの、楽しくて、心地よい曲だ。
サイモンとガーファンクルのサイモンの方の曲である、などと説明するのは野暮なようだが、
自分が洋楽には詳しく無いので、改めて書いてみる。
ピーター・バラカンのお薦めの曲で、たまたまリスモにあったのを試聴して、
気に入って購入したものだ。
民族音楽で使われるような、アフリカンなパーカッションを使っていて、なかなかクールな曲
であると思う。
夏の一夜にも、真昼のまぶしい砂浜と青い空を感じたい時にも、いい曲と思う。
まばゆいばかりの青。
その星に生まれた僕… 歌詞の一部はそんな感じだ。