カテゴリー: Classic

フィンガルの洞窟

メンデルスゾーンが20歳の時、イングランドを訪れ、続いてスコットランドに足を 伸ばした。その時ヘブリディーズ諸島を嵐の日に訪れ、フィンガルの洞窟を見、大変 感銘を受けたと姉宛の手紙にもしたためている。 そこから生まれたの […]

ハイドンのピアノ曲

ハイドン。この作曲家の肖像画が音楽室にあったか覚えていないのだが、交響曲の父、 として習った覚えはある。 確かに、その生涯に104もの交響曲を残したわけだが、数だけで父とは呼ばれまい。 質が問題であったし、古典派の中で、 […]

蝉と台風

台風11号が猛威をふるっている。 私の居住する場所より、随分はるかかなたに台風はおわすのだが、風雨ともに強い。 今はそれがぱったり止んで、不気味な静けささえ感じる。 風雨の合間を縫うかのように、蝉が鳴いている。 低気圧の […]

バッハの平均律

良く例えられることだが、音楽の旧約聖書と呼ばれるのが、この、バッハの平均律クラヴィーア 曲集である。 ニ巻からなり、前奏曲とフーガで一曲、それを24の調性で書いているので、全48曲になる。 このような説明ではなんのことや […]

夏の夜の夢

表題はメンデルスゾーンの有名な劇付随音楽で、多分知らないひとのいないであろうと思われる、 結婚行進曲を含んだ管弦楽曲である。序曲を入れて、スケルツォ、間奏曲、夜想曲、結婚行進曲、を抜 粋し(実際には劇付随の方は12の楽曲 […]
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