2014年8月20日
歳月の流れ
今日は誕生日である。
朝の六時半に産まれた、と親からは聞いている。暑い、雨の降る日であったという。
子供のころ、誕生日はいつも夏休みであったから、遊びに来てくれる友達連中が
祝ってくれ、あとは家族にプレゼントを貰ったり、ちょっとした御馳走を食べたり、ケーキを
食べたり、そんな具合だったように記憶している。
それにしても、子供の頃より大きくなってからの方が、月日のたつのが早く感じられる
というひとが実に多い。
自分が余りそうは感じないから、そういった言葉を見聞きするとなんとなく戸惑うのかも
しれないが、今また年を重ねても、特に歳月の流れの速さが変化したとも思われないのであ
る。
写真のマグカップは、お祝いに貰ったもののひとつで、早速使ってみるとなかなか良いし
柄も好きで、非常に気に入っている。
このカップで、早速、コーヒーを飲み緑茶も飲んだ。
しみじみと、暑い日に産まれたのだなあと、何十年も前は一体どんなだったか、覚えている
余地のないものに思いをはせたりもする。
月日の流れのように、音楽もまた時とともに音を刻むものだ。
音楽は経過と言ったら、はずれすぎているだろうか。
今聴いているのは、エフエム放送でかかっているモーツァルトの弦楽五重奏曲である。
ラジオから流れてくる音楽に身を委ね、これからの自分の時間はどうなっていくのだろうか、
などと柄にもなく考えている。