2014年6月11日
ちょっとひと手間
昼ごはんというと、案外手軽に済ませるひとが多いかと思う。
自分自身、学生時代より、社会に出て働くようになってからは、余計そうなった。
不規則な仕事であってもそれは余り変わらなかったりしている。
さてある日の昼飯どきのことである。
余り揚げ物を摂らない自分だが、たまに食べたくなることがあり、その日はメンチカツを入手して、
パンと一緒に食べればいいかな、と近所で仕込んだものを手に、帰宅した。
家にはその前日買っておいた、地場野菜である見事なきうりがあって、それをちょっと添えてもいい、
飲み物は紅茶でも淹れて…と考えていた。
その結果はアップした写真のとおりである。
自分としては、メンチにソースをかけて、パンにマヨネーズを塗ってきうりをかじり、大雑把に
食べるつもりであった。
ひと手間かけたらなんだか違う食べ物のようになった。手間は私の手によるものではない。
どんなことでもそうだが、ものぐさは余りいい結果を生まない。楽して何かをしようとしたって
碌なことにはならない。
分かってはいても、ついつい、この程度でよいか、という妥協の気持ちが働くことが往々にして
起こりがちな自分である。
なんだか、恥ずかしくなった一コマの結果を残しておこうと思って、ブログに書くことにした。
パンをぱくつく頃には、そんな気持ちはどこかに飛んでいたのは言うまでも無い。